メー ルマガジン「ベトナム株・経済情報」
VOL.322

2015.05.20


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テーゾイジードンドットコム及び家電製品を販売するディエンマイドットコム

をチェーン展開して急成長。テーゾイジードンドットコムは全国に320以上の

販売店網を有し、売上高の6割近くを携帯電話が占めている・・・

【第2回】 ビナミルクVNM): ベトナムを代表する乳業会社。製品は、

牛乳、その他乳製品から栄養食品、清涼飲料まで200種以上にわたるが、

そのうち牛乳、練乳、粉ミルク、ヨーグルトの4部門を中心に生産販売を行っている。

最近は、輸出強化と海外現地生産に注力している・・・



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CONTENTS
 
01. ドン安進行止まらず、公定レート上限まで50VND
02. 週間☆アクセス数上位ランキング!
     特集(2015年5月11日~2015年5月17日)  
03. 噂のうわさ話
    ビエンホア製菓[BBC]
04. サイゴン・街角風景  
   「ビンズオン」

01. ドン安進行止まらず、公定レート上限まで50VND

  各商業銀行で提示されているUSD売値が公定レート上限に達したことを受け、
ベトナム国家銀行(中央銀行)は7日に対USD銀行間為替レート(中銀公定レート)を
▲1.0%切り下げたが、ドン安進行が止まらない。14日午後の各商業銀行におけるUSD売値は、
前日比で+45~70VND上昇した。USD売値は最高で2万1840VNDに達しており、
中銀公定レートの上限(1USD=2万1890VND)まであと50VNDに迫っている。

  14日午後の各行でのUSD売値は、◇テクコムバンク:2万1840VND、◇アジアコマーシャル銀行[ACB]

2万1840VND、◇エクシムバンク[EIB]:2万1830VND、◇ベトコムバンク[VCB](Vietcombank):2万1810VND、
ベトナム投資開発銀行[BID](BIDV):2万1805VNDなどとなっている。

  一方、同時点の自由市場(闇レート)におけるUSD売値は2万1760VNDに留まっている。

  各商業銀行の幹部によると、中央銀行が公定レートを▲1.0%切り下げてから、各銀行でUSD建ての取引が
急増しているという。個人のみならず企業にもUSD購入の動きが出ているため、USD売値は今後も上昇すると
懸念されている。

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02.  週間☆アクセス数上位ランキング!(2015年5月11日~2015年5月17日)

このコーナーでは、前週のベトナム株・経済情報(www.viet-kabu.com)の
アクセス数の多かった記事を紹介いたします。

1 位
TMT自動車、印タタ社と提携―世界最安車組立・販売へ
[2015/05/12 18:26 JST更新]

http://www.viet-kabu.com/news/hochiminh/150512062138.html

 
TMT自動車[TMT](TMT Motor)は11日、インドの大手自動車メーカー、タタ・モーターズとの間で、
ベトナムにおける流通・組み立て・技術移転に関する提携契約を締結した。

  同契約の締結により、TMTは8月からベトナム国内でタタ・モーターズのバスやトラックといった商用車の

販売を開始し、後に2~16人乗り乗用車も販売する。更に、TMTはタタ・モーターズから技術移転を受け、
国内で自動車の組み立てを行う。

  タタ・モーターズが2009年に発表した世界一安い自動車「タタ・ナノ(Tata Nano)」(販売価格:

2500~5000USD=約30万~60万円)も流通対象となり、将来的な国内での組み立ても計画されている。
TMTのブイ・バン・フウ会長によると、「タタ・ナノ」の国内での販売価格は1万USD(約120万円)を
下回る見通しだという。

  タタ・モーターズは現在、英国、韓国、南アフリカ、タイ、インドネシアなどに工場を構えており、
傘下に英国の「ランドローバー(Land Rover)」、「ジャガー(Jaguar)」ブランドを有している。
同社の2014年における売上高は、390億USD(約4兆6800億円)に上った。

  TMTは、2015年の事業計画で、新車販売台数7900台、売上高3兆8040億VND(約210億円)、
税引前利益1920億VND(約10億7000万円)の目標を設定している。


2 位
サコムバンクとフオンナムの合併、6月中に完了
[2015/05/13 14:52 JST更新]

http://www.viet-kabu.com/news/hochiminh/150513124416.html

 
ベトナム国家銀行(中央銀行)ホーチミン市支店のトー・ズイ・ラム支店長は12日、
サコムバンク[STB](Sacombank)とフオンナム(南方)銀行(Southern Bank)との合併が
6月中に完了することを明らかにした。

  フオンナム銀行のマック・ティエウ・ドゥック会長は4月20日の同行株主総会で、
合併計画が中央銀行により承認されたことを受け、第2四半期に合併すること発表していた。

フオンナム銀行の大口株主であるチャム・べSTB副会長によると、STB株とフオンナム銀行株の
交換比率は、フオンナム銀行株1株に対しSTB株0.7~0.75株となる見通しだ。

  なお、4月末時点におけるSTBの貸付金残高は前年末比+5.6%増で、不良債権比率は
1.19%に抑制されている。STBは年初5か月で不良債権2000億VND(約11億1000万円)を

ベトナム債権回収公社(VAMC)に売却した。


3 位
チュオンロン自動車・技術、Q1業績急伸―トラック需要増受け
[2015/05/14 12:09 JST更新]
http://www.viet-kabu.com/news/hochiminh/150514113329.html

チュオンロン自動車・技術[HTL](Truong Long Engineering And Auto)が第1四半期業績を発表した。
概要は以下の通り。

+売上高:2430億VND(約13億4000万円、前年同期の2.3倍)
+税引後利益:187億VND(約1億0300万円、同3.4倍)
+1株あたり純利益(EPS):2343VND(約13円)

  同期の業績が大きく伸びた理由として、◇交通運輸省と公安省の

過積載トラックに対する取締り強化を受け、貨物輸送業者からのトラック需要が
大きく高まったこと、◇生産プロセスを効率化し組立て期間を短縮させたこと、などがある。

  2015年の税引後利益(自社予想ベース)は前年比▲5.4%減の590億VND(約3億2600万円)の

見通しだが、第1四半期で既に年間計画の31.7%を達成したことになる。同社は現在、
日系トラックメーカー日野モーターズベトナム(Hino Motors Vietnam)の大口代理店となっている。

 

 

 

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03.  噂のうわさ話

※くれぐれもお取り扱いにご注意ください!!
現地投資家は何を考え、何に基づいて投資をするのか?
いろいろと推察しながら、しかし、あくまでも「噂として」
お楽しみください。
 
※こちらの記事はグローバルリンクアドバイザーズ株式会社が、
毎週有料会員向けに配信しているメールマガジン「
ベトナム株・経済情報」の
過去記事をご提供いただいたものから「ベトナム株・経済情報」
が独自に選んだ、
おもしろい噂を組み合わせて掲載しています。

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こちらをご覧下さい。
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「ベトナム株通信」については、こちらをご覧下さ い。
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______________________________
 
ベトナム現地投資家のうわさ話・
ビエンホア製菓[BBC]の巻

(2015年5月20日 発行ベトナム株通信 第2552号)
______________________________


ビエンホア製菓[BBC]

  ビエンホア製菓[BBC]
(Bibica)では、筆頭株主である韓国ロッテ製菓
(Lotte Confectionery)と地場株主との間の経営支配権争奪が長らく続いているが、
パンパシフィックサービス[PAN](Pan Pacific)傘下のパン食品(PAN Food)がBBC株を

相次いで取得していることで、この争いは新局面を迎えている。

ロッテ製菓は、2008年にBBCの戦略的なパートナーとなって以来、経営権を掌握すべくBBC株の

追加取得を進めてきた。しかし、現行規定では上場企業における海外投資家の保有比率上限が
49%に制限されているため、ロッテ製菓は経営権を完全に掌握することはできない。

一方、パン食品は、BBC株保有比率を2015年4月時点の21.1%から51.0%へと引き上げる計画で、
5月初めに1株5万6800VND(約314円)で公開買付けを実施した。パン食品はこの公開買い付けに

約1850億VND(約10億2000万円)を費やしたと試算されている。

これにより、パン食品のBBC株保有比率は42.3%となり、ロッテ製菓に次ぐ第2位の大口株主となった。
ロッテ製菓の現在のBBC株保有比率は44.0%。BBCの2015年定時株主総会は6月6日に開催されるが、

今回の株主総会にパン食品からBBC取締役会に人員を送り込む案が提出される可能性が高いと見られている。

 

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04.  サイゴン・街角風景

 ビンズオン

今週はSENより、ホーチミン市北部に位置するビンズオン省についてご紹介します。

ビンズオン省は海外企業誘致にも積極的で、工業団地など製造業のほかにも、
日系企業を含む外資系企業が投資を行い、開発が進んでいる地域です。
最近特に開発が進んでいるのが、ビンズオン新都市!

その中でも、一際目を引くのが、「ビンズオン省人民委員会庁舎」です。



・・・思わず「シンガポールの、マリーナベイサンズ?!」と言いたくなる様な、デザインです。
(人民委員会庁舎の屋上には、本家マリーナベイサンズのようなプールはありません)

人民委員会庁舎の前には、今年オープンしたばかりの「hikari」という商業施設もあります。



フードコートや、コンビニ、日本食レストラン(Sushi Bar)もあります。



さらには、大型のスーパーやショッピングモールも、ビンズオンに次々と進出しています。


METRO


ビンズオンのイオン

ベトナム南部の中心は、やはりホーチミン市ですが、
ビンズオン省も、ここ数年で目覚しい発展を遂げていると思います。
これからもますますビンズオンに目が離せなくなりそうです。

(photo by SEN)
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今回は、ここまでです。
最後まで、お読みいただきましてありがとうございます。
今後とも、「ベ トナム株・経済情報」をよろしくお願いいたします。

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